バックパッカーにとって、目的地の情報が日本語のガイドブックに記載されていることはありがたい。特に、地球の歩き方はLonly Planetを上回る勢いで多くの国をカバーするようになった。ヨルダンでは、地球の歩き方Frontierシリーズがためになった。
特に日本のガイドブックは小さい町でも地図が掲載されている。現在も欧州の(i)インフォメーションは開館時間が短いため、地図を入手せずに町中をさまようことがあるためだ。
地球の歩き方では観光地を三つ星で評価する。時間がないときには一つ星は訪れない。ところが、この評価を裏切る好例がある。
ミラノ市内にある「レオナルド・ダ・ビンチ記念国立科学技術博物館」である。ダ・ビンチが考案した機械力学を触りながら体験できることは勿論のこと、戦闘機や潜水艦、反戦などの実物が展示されている。
SL(steam locomotive)は20台展示されていて、鉄ちゃんではないのに、子供のように乗り込んだ。それにしても、機関室は狭い。あれでは暑くて大変であったろう。ところで、殆どの人が気付かないところに、太陽電池パネルがある。
なんと、この太陽電池パネル、 ミラノの強い日差しの中、大樹の下で涼んでいるのだ。しかも相当汚れている。こういうところもイタリアらしくて好きだ。